目次
α-アミノ酸とは
まず、アミノ酸とはーNH2(アミノ基)とーCOOH(カルボキシ基)をもつ化合物。
そして、α-アミノ酸とは、同じ炭素原子にーNH2(アミノ基)とーCOOH(カルボキシ基)が結合したもの。
α-アミノ酸はタンパク質の素になる。タンパク質をつくるα-アミノ酸は約20種ある。このうち、食物から摂取する必要があるものを必須アミノ酸という。
両性電解質
α-アミノ酸は、酸とも塩基とも反応する。
アミノ酸の結晶
アミノ酸の結晶の特徴
- 融点が高い
- 水に溶けやすい(有機溶媒に溶けにくい)
水溶液の電離平衡
酸性・塩基性・中性アミノ酸
中性アミノ酸(3つ)
中性アミノ酸
- グリシン
- アラニン
- フェニルアラニン
※グリシン以外のα-アミノ酸は不斉炭素原子を持つ
酸性アミノ酸(2つ)
酸性アミノ酸
- アスパラギン酸
- グルタミン酸
塩基性アミノ酸
塩基性アミノ酸
- リシン
等電点
- アミノ酸は、特定のpH(等電点)になると、どちらの極にも移動しない。
- 等電点のとき、「アミノ酸の混合物」の電荷は、全体で0。