目次
酵素とは
- 生体内ではたらく触媒
- タンパク質からできている
- 基質特異性がある
- 最適温度がある
酵素は、特定の基質のみ分解する。これを基質特異性という。また、酵素が機能できる温度が決まっている。これを最適温度という。
酵素のはたらき
酵素は、特定の基質と合体したあと、その基質を分解する。
たとえば、酵素Xが基質ABと合体すると、基質ABは分解されて生成物Aと生成物Bになる。
デンプンの加水分解
酵素によってデンプンが分解されて、最終的にはグルコースになる。
デンプンが分解される過程
- デンプン
- デキストリン
- マルトース
- グルコース
それぞれの分解で、特有の酵素がはたらく。
分解 | 酵素 |
デンプン→デキストリン | アミラーゼ |
デキストリン→マルトース | アミラーゼ |
マルトース→グルコース | マルターゼ |
セルロースの分解
セルロースも酵素によって分解されて、最終的にグルコースになる。
セルロースが分解される過程
- セルロース
- セロビオース
- グルコース
分解 | 酵素 |
セルロース→セロビオース | セルラーゼ |
セロビオース→グルコース | セロビアーゼ |